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新年度第一弾のイベントが、それぞれ東京と愛知で開催されます!

新しい年度、皆様いかがお過ごしでしょうか。

BFPでもいろいろと企画を練っており、やっと公開できる段階になりました。

以下の通り、それぞれ東京と愛知で開催されます! ぜひご参加ください。

★5月13日(土)15:30〜 愛知県岡崎市

テーマ:フィリピン・上映ワークショップ

場 所:Global Studies Cafe(愛知県岡崎市康生通東1-23)

参加費:学生500円、一般1000円(1ドリンク込み)

★5月21日(日)13:30〜 東京・専修大学神田キャンパス

テーマ:BFP沖縄ツアーと取材報告(証言映像の上映もあります)

場 所:専修大学神田キャンパス・1号館 5階ゼミ56教室

参加費: 学生500円、一般1000円

詳細とお申し込みは以下からご確認ください。 http://bridgeforpeace.jp/

| イベントのお知らせ&レポート | 13:25 | comments(0) | - | pookmark |
シベリア抑留・松本さんの取材報告

2017年2月5日、久しぶりの雨の中、シベリア抑留で強制労働をさせられた元兵士の方に、斎藤由美子さん、畑江奈つ希さん、そして私、金子聖奈とで取材をしてきました。

今回取材させていただいたのは、19歳で徴兵され、1948年まで極寒の地での労働を強いられていた松本茂雄さん(91)です。雨の中にもかかわらず、私たちを駅まで迎えに来てくださったり、取材に絶好の静かな公民館まで手配してくださったり、私たちをとても暖かく迎えてくださいました。元日本兵の方への取材が初めてだった私にとって、松本さんのあたたかいお人柄のおかげでどれほどリラックスできたことでしょう…。

そして松本さんは、たくさんの資料まで準備してくださっていました。徴兵されたときに受け取った入隊通知や、シベリアからの抑留通知、陸軍の戦陣訓、傷痍軍人証などを大切に保存されており、現物をそのまま見せてくださいました。

戦争を知らずに育ってきたわたしは今20歳で、松本さんが兵隊にとられたのは19歳。松本さんは、私と同じ年のころは満州でソ連兵と命をかけた戦いをしていたという現実は、私をとても動揺させました。もちろん、自分くらいの年齢の人が、戦時中にはたとえ学生であっても、女性であっても、戦争のために命をかけなければならなかったことは、事実として知っていました。しかし、本当にその経験をした松本さんの口によってその経験を裏付ける様々な資料をもとに語られることで、歴史的な「事実」として受け止めていたものが、本当の「現実」だったのだというリアルな感触を痛烈に感じました。

国への功労者でありながら侵略者であり、罪悪感もありながらシベリア抑留では犠牲者でもある。そのような矛盾に満ちた、簡単には解釈できないような人生を、松本さんは淡々とした口調と落ち着いた表情で、しかし奥には厳しさを持って、語ってくださいました。

私にとって歴史として習ったことが、リアリティを持って自分に突き刺さるのは、想像していたものよりもずっとショッキングなことで、途中では涙が出てしまうこともありました。しかし、私は今のより多くの若い人、つまり私たちの年齢の人、学徒動員で兵隊にとられていたような年齢の人たちがこのショックを受け止めるべきなのではないかと思いました。

後半には、現代的な問題についてもお話をいただきました。武器輸出三原則にかわる防衛装備移転三原則で武器の輸出が限定的であったとしても認められたり、集団的自衛権が認められたりと、日本はどんどん軍事色を強めているように感じます。松本さんは、そのような社会の中で、問題をきちんとテーブルに置いて提示すること、答えが出なくても議論しつづけることが大切であり、今の社会ではそれができていない、と強くおっしゃっていました。

たしかに、少しの政治的な発言さえも憚られるこの空気感はなんなのだろう、と大学生ながらに(いや、学生だからか?)思います。自由な発言が許されているはずなのに、「空気感」が問題を提示することを躊躇わせる。この状況では、このままどんどん日本が軍事化していっても誰のせいにもできません。「おかしいな」と感じた時に声をあげなかった、私たちの責任になってしまうのです。私たち若い世代は、これからを生きていくのですからなおさら、もっと関心を持ってもっと活発に議論しなければなりません。

そんなとき、松本さんがおっしゃっていたような「国に捨てられた経験」(「棄民」という言葉を松本さんは使っていました)を持つ人の体験談をしっかりと受け止め、これからの未来をつくるための貴重な証言として、リアリティを維持したままずっと語り継いでいくべきだと強く思いました。

ブログでは松本さんが教えてくださった息を飲むような経験や、たくさんのご意見をすべてシェアできないのが残念です。しかし、今後ワークショップなどで証言を活用させていただき、そういったかたちで私たちは問題をテーブルにのせ続けていこう、と思います。

私にとって元日本兵の方への初めての取材でしたが、斎藤さん、畑江さん、そして松本さんのおかげで、たくさん勉強させていただきました。本当にありがとうございました。

以下、畑江さんの感想です。

19歳で『入隊通知』を受けた松本さん。「私に狎捗姚瓩皺燭發覆ぁハガキ一枚で連れていかれ‥‥全部戦争だった。」と仰ったその厳しい表情の奥に、満州で過酷な時を過ごした戦時中の記憶とシベリアでの抑留の悲惨さを垣間見た気がしました。

「古い精神論、そんなものの元に、どれだけの命が散ったか‥‥」

「戦後、日本人は過去の戦争と、今の社会の現状について正面きって向き合った議論をしてきたのでしょうか。経済的成長を追い求めるだけで本当にいいのでしょうか。

まず、自分たちが感じているその猝簑雖瓩鬟董璽屮襪砲里擦討澆襦自分たちの問題として、まずその前提で互いに話をしてみればいいのだと思います。」

松本さんがくださった未来世代へのメッセージはあたたかく、背筋が伸びる思いです。

当時の資料となるものをカバンいっぱいに持ってきてくださり、見せてくださいました。松本さんが私たちに伝えてくださったことを、更に多くの方にお伝えできるよう、努めていきたいと思います。

| 取材-シベリア抑留 | 17:27 | comments(0) | - | pookmark |
鳥取県でワークショップ授業を実施しました!
今日は、鳥取県でのワークショップ授業でした。小学5、6年生と、中学1年生の混合クラス。

とても真剣に授業を受けてくれ、意見も積極的に言ってくれる子ども達に、未来への希望を感じました。戦争に関する知識も多く、先生方の日頃の教育の成果を実感しました。




ビデオメッセージに登場してくださり、既に他界されてしまった戦争体験者の方々も喜んでくださっているのを感じます。想いを託して頂いた私たちが出来ることは、沢山あるのだと感じました。
お招きくださった先生方、授業を受けてくれた生徒の皆さん、ありがとうございました。
| イベントのお知らせ&レポート | 18:23 | comments(0) | - | pookmark |
2月のBFPフィリピン・ツアーのご案内

今年も2月にBFPフィリピン・ツアーを会員限定で実施します! 参加希望の方は、お気軽にお問い合わせください。

 

●BFPフィリピン・ツアーの概要と目的

BFPフィリピン・ツアーでは、第二次世界大戦中に日本軍が駐屯していたルソン島を滞在拠点とし、現地フィリピン人と交流を深めます。まずは、フィリピンを好きになって頂けたらと思いますので、観光も楽しみながら、フィリピン人のホスピタリティや社会のあり方に触れる機会を作ります。 具体的には、マニラ市街戦の追悼式典に日本の組織として唯一公式招待を受けており、式典への参加や、被害の大きかったと言われるルソン島南部(バタンガス州)で当時の記憶を辿ります。【過去の戦争を知り、未来のかたちを考えるきっかけとなるツアー】です。

 

1.実施日時 2017年2月13日(月)〜2月18日(土)

 

2.ツアー参加費

学生:55,000円

一般:60,000円

*一人部屋を希望される場合は、追加1万円がかかります。

<宿泊費、交通費(ドライバー、車を全行程チャーター)、通信費、取材対応者御礼、プログラム・コーディネート費が主な内訳です>

*ただし、航空費、燃料サージャージ、パスポート取得、海外旅行保険加入費、飲食物、超過手荷物料金、チップ、ご自宅と集合地及び解散地間の交通費、突発的な移動費、お土産代、その他雑費は費用に含まれていません。

 

3.基本的な確認事項

・BFPの活動趣旨の理解と賛同

・ツアー前の事前学習

・多様な文化や価値観の受容

・積極的な発言と参加

・プログラムへの協力的姿勢

・ツアー終了後のレポート作成

・やむを得ない事情がない限り、全工程参加

・1日の終わりに開催するミーティングへの参加

 

4.その他

ツアースケジュール及びプログラムは、現地の事情により変更になる場合があります。

スケジュール表は参加希望者にお渡しします。 お申し込みは コチラ からお待ちしています!

| フィリピン訪問レポート | 22:41 | comments(0) | - | pookmark |
2017年、初のBFPワークショップ開催決定!

2017年初のBFPワークショップのご案内です。

 

今回は、2016年の一押しドキュメンタリー映画 ”Paper Lanterns”(灯篭流し) を観て、戦争について、日米二つの国家、そして被爆した人々、普遍的な愛について等々、考え話し合う機会にしたいと思います。

 

みなさまは広島で、捕虜となっていたアメリカの飛行士たちが被爆死していた事実を知っていますか?

米政府、米軍は遺族にも、 被爆死した米捕虜がいたことを伝えてきませんでした。

 

オバマ大統領が広島を訪問した際、被爆者の男性とHugしたシーンを覚えている方は多いと思います。その男性がこの映画の主人公、森重昭さんです。 森さんは8歳で被爆した方ですが、ビジネスマンとして働きながら、40年かけてこの事実を調査して明らかにし、アメリカの遺族に伝えたのです。

 

森さんとバリー監督の連絡係を3年にわたって務めたのが、BFPの会員、伊吹由歌子さんです。

このすばらしいドキュメンタリー映画をどうぞご一緒に! ご参加お待ちしています。

 

日時: 1/29(日) 15:30~17:30

場所: JICA 地球ひろば(東京都新宿) セミナールーム601/602

https://www.jica.go.jp/hiroba/about/map/index.html

(*東京メトロ有楽町線市ヶ谷駅から出口6番のDNP(大日本印刷) 脇から保険会館方向へ歩くと、 坂道がゆるやかで楽です)

定員: 24名 参加費:

 

学生500円 一般 1000円 お申し込みはこちら

| イベントのお知らせ&レポート | 21:01 | comments(0) | - | pookmark |
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