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タイ訪問報告(浅井久仁臣)
 9月20日から4日間、夏井佑来さんとタイに行ってきました。

目的は、バンコクにあるSiam(タイ語ではシアム、英語ではサイアム)大学「平和学と外交」大学院で、講演とワークショップを地元を含めて世界各地から勉強に来ている院生に向けて行なうことでした。さらに、泰緬鉄道(欧米などでは死の鉄道で知られています)が建設された地域での戦争体験者の取材も予定されていました。

昨年、神代表がプノンペンで行なわれた国際会議で知己を得たSiam大学のタトリ教授が日程の全てのお膳立てをしてくれ、私達は予定に則ってスケジュールをこなすだけで良いという恵まれた旅でした。

講演に入る前には、泰日史に詳しい専門家から日本軍が侵略する前からの歴史の流れをレクチャーしていただきました。話の内容で驚いたのは、日本の侵略が好意的にとらえられていることです。それは後日取材した戦争体験者も同様で、「日本兵とのホンワカ交流」を披露するものの嫌な体験が語られることはありませんでした。戦中戦後を通して、タイには反日的な動きが存在した/すると聞いていただけに、意外でした。

午後から講義が始まりました。
約50名の院生で目立つのはアフリカ勢の存在でした。それに次いで目立ったのは、フィンランド勢でした。第1部は「戦争特派員が見た世界の戦争」がテーマです。
私の生い立ちや体験談をまじえて、ヨルダン内戦から湾岸戦争、旧ユーゴ内戦それにパレスチナの民族蜂起までの私が足を運んだ戦争の話をしました。タイの学生に比べてアフリカ勢やヨーロッパ組は目を輝かせて聞いてくれます。

第2部のワークショップ「戦争の作られ方」は、BFPの英語版DVDを上映した後に行ないました。4組に分けて知識&情報共有をしてもらい、最後は話し合った内容の発表です。
ワークショップはアフリカ勢の独擅場と言っても過言ではありませんでした。
知識量、情報分析力そしてその発信力…そのどれひとつを取っても他の地域の学生達を上回っており、近い将来のアフリカ諸国の台頭を予感させました。翌日は泰緬鉄道にある「死の鉄道記念館」と、2人の戦争生存者の取材が予定されていました。
ここからは、取材を行なった夏井さんに報告を行なってもらいます。
| タイ訪問レポート | 22:55 | comments(0) | - | pookmark |
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