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K.Mさん(元特攻隊員・戦争責任を戦後追及)
このところ、戦争責任について考える機会が増えました。
戦争体験を聞かせて頂く中で「上が言ったから仕方なかった…」そう話してくださった方がいました。

「上、って誰ですか?」そう聞き返す私に、
「上官…」と元日本兵の方。
「その上官は誰ですか?」と再び聞き返す私に、
言葉をつまらせてしまう日本兵の方。

結局、戦時中のいわゆる残虐行為を実行したのは自分だけれど、それを命令したのは直属の上官。でも、その上官もさらにその上から命令を受けている。一体その責任はどこまで遡ればよいのか、自分達もはっきりと自覚していない。そんな日本兵の方と沢山出会いました。

そんな中、元特攻隊員のK.Mさんは天皇についてはっきりと言及する数少ない人であると思います。

「天皇に戦争責任はないと言う人がいるけれど、戦争において人間が死んだ。その死に対する責任を昭和天皇はおっていると思う」そう言い切り、また自費出版で持論を展開されています(希望者はご一報ください)。

特攻隊員として、あと30分で命を落とすはずが、様々なトラブルにより引き返さざるを得なくなったK.Mさん。他の日本兵の方々が戦争責任の話になると口ごもる中、どうしてそこまで明確にお考えなのかを聞いてみると、
「あいつが死んで、俺が生きている。生きている責任を感じる」と低い声でゆっくりと答えてくださいました。

日本全体が、何だか腫れ物に触るように扱う戦争責任の問題。
K.Mさんの言葉を噛み締めながら、私も自分なりの答えを探っています。
| 取材-特攻隊 | 22:14 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
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