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T.Nさん(元日赤看護婦・341救護班・84歳)
看護婦の方の戦争体験。
本で読んだことはあったものの、従軍看護婦の方のお話を聞くのは実質的に今回が初めてでした。Nさんのお婆様は子どもが早く亡くなってしまうなどの理由により、軍隊へ家族を送り出すことが出来ていないことを嘆いていたそうです。
「お国のためにたててない」
そう言って悔しがるのを何度も聞いたとのこと。当時、女性で戦地に行くことができたのは看護婦。Nさんは、迷わず「お国のために」戦地へ行くことを志望しました。そんなNさんのお話を、大学生の飯島彩音さんと訪ねました。


●飯島彩音 T.Nさん訪問レポート
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なんとも優しいおばあさま
台湾に生まれ、日赤の看護婦としてフィリピンで従軍された女性のNさん。初対面にもかかわらず、とても暖かく、細やかな気遣いで私たちを迎えてくださいました。
そんなNさんの体験されたフィリピンでの生活は、かなりの苦労があったことが分かります。次第にアメリカ軍に追い詰められるにしたがって、患者さんを連れて、山の中を歩き回る日々。物資がないので手当てもろくにできず、「精神的な看護」しかできなかったとおっしゃっていました。それでも、「精神的な看護」をすることをあきらめなかったNさんからは、なにかプライドのようなものを感じさえしました。
「人の生き死には運だなぁって感じます」
「なにか食べると、あの時患者さんに食べさせてあげたかあったなぁって思うんです。」

人が「運」で死ぬ状況は本来、あってはならない、と、つくづく思います。お話をされた後に、どこか遠い目をするNさん。当時の光景を思い出しているのでしょう。お話を聞かせていただいている私に、その光景は分かりません。それでも、少しでも、戦争を体験された方に寄り添うことの大事さをかみしめています。
| 取材-女性から見た戦争 | 13:54 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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