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大学生が戦争に駆り出される時代
いつもblogを読みに来てくださっている皆さま、本当にありがとうございます。
このところ、BFPの取材チームからの報告は大学生によるものが多いと感じている方も多いでしょう。お陰様で、有難いことに大学生の参加が多く、励まされます。

時代が違えば、そんな大学生が戦争に駆り出されていたのです。
「学徒出陣」という言葉は多くの方がご存知でしょうし、私も知っていたつもりです。実際に立教大学からフィリピンへ派兵された方の話も直接伺ったことがありました。

しかし、先日お邪魔した京都在住のMさんの証言は、本当に重たいものでした。
学徒出陣の現実を、ガツンとぶつけられた感じでした。

Mさんは、大学卒業まで5ヶ月を残し、立命館大学の4回生だった時に戦地へ送られたと言います。その時の心境を伺うと、疑問など全く持つことなく、勇ましく中国へ渡ったとのこと。実際、送られる前の大学での教育を聞き、本当に驚いてしまいました。

文学部で中国語を学んでいたというMさんは、中国の慣習も含めて徹底的に大学で教えられたとのこと。その後送られた戦地では諜報活動が任務で、中国人に成りすます事が簡単だった程というのです。その時に着ていたという便衣服も見せてくださいました。

「戦争なんて殺すか、殺されるか」
そう言い放つMさんの表情が忘れられません。大学生をはじめ、若くしてそのような想いをしなければならない時代があった事を、私たち戦後世代はしっかりと胸に刻む必要があると改めて感じました。

「命がけで戦ったこと、苦労したことは焼きついている。
だからついつい美談にし、手柄話にしてしまうことが多い。
でも、それではいけないと思う。

私たちは、軍国主義に踊らされたバッタ。
皇軍に虫偏をつけると、蝗虫(バッタ)と読めると中国人が皮肉っていたんです」
| 取材-学徒出陣 | 19:09 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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