NPO法人ブリッジ・フォー・ピース(BFP)の公式blogです。
ここに記載される会員もしくは参加者の見方や考え方は、必ずしもBFPを代表するものではありません。
個人の自由な想いを尊重して運営しています。
Copyright(C) 2005-2015 Bridge for Peace All rights reserved.

<< 2012年1月22日 BFPワークショップ | main | 私立高校でのワークショップ授業レポート(鈴木綾奈) >>
Kさんを訪ねて。
 1月31日、とても寒い日に、墨田区に在住のKさんの取材に神直子・近藤里和・井上朱実の3人で
行きました。私、井上朱実はBFPには設立当初から関わっているのに
取材は初めてでした。フィリピンに駐在していた私には戦争を感じる瞬間は沢山あったのに
なぜか、向き合う事が怖かったのです。

Kさんはまもなく90歳になるというご高齢にもかかわらず、とても鮮明に当時のことを覚えていらして
私たちに3時間もの長い間お話をくださいました。
昭和16年、志願兵として赤坂62部隊として中国・北支に行かれました。軍曹だったそうです。
北支は平和であったと聞いていたのに、実際は違い天と地ほどの差があったそうです。彼の地での
新兵として教育を受けた事、のちはご自分が教育をする立場になったことなどを
よどみなくお話くださいました。討伐には何百回も行かれたそうです。


今まで話した事はありません・・と辛い思い出まで話してくださり、
これが、戦争というものなのだ、と私は胸が張り裂けそうでした。
今でも、よくよく戦友のことは思い出すし、反対に中国には行きたいないとおっしゃっていました。

何のために戦争をしたのだろうか・・・とご自分に言い聞かせるように
つぶやいていたのがとても印象的でした。
Kさん、お話をありがとうございました。
私には、Kさんが闘っていた21歳と同い年の息子がいます。
思いは本当に複雑でした。


いつまでも、お元気でいて欲しい・・・と心から願っています。

井上朱実
| 取材-中国戦 | 20:55 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://blog.bridgeforpeace.jp/trackback/1489551
トラックバック
CALENDAR
S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< December 2018 >>
LINKS
RECOMMEND
私たちが戦後の責任を受けとめる30の視点
私たちが戦後の責任を受けとめる30の視点 (JUGEMレビュー »)

BFPとしても2章書かせて頂いています。ご覧頂けると嬉しいです。
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
PROFILE