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10/19取材報告 フィリピンで終戦を迎えた元日本兵 安田實さん
10月19日、安田實さん(95)の取材について簡単にご報告させていただきます。メンバーは益田さんが中心で、小椋さん、私が見学という形で同行をさせていただきました。

安田さんは生まれも育ちも千葉県袖ヶ浦市。昭和14年に徴集で旭川歩兵連隊に入隊し、北支に送られましたがその後、満期除隊。会社員として働き始めたものの、昭和19年には、召集によりフィリピンに向かい、そこで終戦を迎えられました。弟さん2人も招集を受け、1人は戦死されたとのことです。

印象的なこととしては、中国に滞在(表現が適切ではないかもしれませんが)していたときの写真を見せていただいたのですが、そこでは現地の子どもと笑顔で写られている写真などもあり、「南京大虐殺」のような凄惨なシーンしか今まで思い浮かべられなかった私にとっては、「人情」のようなものは戦争でも残っていたのか、と新しい発見でした。

もっとも、これは戦争が比較的初期の方であったからかもしれません。戦争末期、フィリピンに移られたときの話は、「食料がない」ということからか、軍隊生活も相当に苦しく、自分の死を意識した事も何度もあったとの事です。

若い人へのメッセージとしては、自分達が経験したことを繰り返したくはない、そのために自身の経験などを積極的に共有していただき、若い人たちに「戦争」を知ってもらいたいということでした。

ちなみに、昭和60年ごろに出版された軍隊の体験記(?)のようなものを帰りがけにお預かりしたので、皆さんに共有できる機会があればと思います。

安田さんは現在95歳ですが、畑仕事ができるほどに体の調子もよく、記憶もはっきりしたものでした。安田さんのお父様も106歳という長寿を全うしたとのことなので、また取材できる機会もあるかもしれません。

若林
| 取材-中国戦 | 22:35 | comments(0) | - | pookmark |
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