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NGO大会参加レポート(学生/S.G)
 この度、2014 Tokyo International Conference of NGOs on History and Peaceに参加して参りましたので、私が感じたことを少し、お伝えできればと思います。
 今回のフォーラムは、東アジアの平和と歴史和解を目的に開催されました。
 来年、日韓の国交樹立50年を迎える今、このようなフォーラムに参加することができ、貴重な経験となりました。
 4日間行われたフォーラムの中で、私は日韓の青年30名程が歴史と平和について話し合う場に参加し、過去を振り返り、そして、未来を考える重要性を再認識しました。
 歴史を正しく認識することは、未来で同じ過ちを繰り返さないことに繋がり、未来を開く鍵になると思います。しかしながら、残念なことにこの「歴史を正しく認識するということ」がいかに難しく、課題が山積していることも事実です。
 歴史上、加害者側になった国の歴史は湾曲しやすいと言えると思います。
 韓国では歴史を「国史」と言い、自国に有利な歴史を学んできたと感じるとの韓国側の意見を受け、私も日本人として受けてきた教育の中で、共感できる点がありました。
 私は大学に入学する前は学校教育で教えられてきたことが全て真実だと思っていましたが、多くの真実を知らないできたことを他国の学生との交流を通して知りました。
 「知らなければ良いのか。」私は違うと思います。知らないが故に、相手を傷つけることもあります。まずは知ろうとすることが始まりであり、そして、それを対話し、伝えていかなければならないと思います。
 「韓国人は〇〇」、「日本人は〇〇」という風に出来上がってしまった固定観念はありませんか。このブログをお読み下さっておられる方々の中にも、このような考えがどこかにあるかもしれません。
 私にも全くないというと嘘になりますが、この作られてきた固定観念を払拭し、まずは互いに交流し合うことが相互理解の第一歩なのではないかと切に感じました。
 フォーラム内で出た意見としても、日韓の青年に共通して、学校という枠を出て、実際に会って対話することで歴史認識が変わるのではないかという考えが出ました。私が最も驚いたことは、韓国の学生が国内では「在日韓国人」ということがトピックになることも少なく、ほとんど知らなかったと言っていたことです。
 今回のように日本、韓国の若者が集まり、話し合っている姿はとても友好なように目に映りますが、国レベルの政治外交の場では難色が示されているのが現状です。
 では、私たちはどうすれば良いのか。
 本来、日韓ではトピックにすることが難しい「歴史」や「平和」をテーマに、政治家でも何でもない我々学生が話し合うことが重要なのではないかと思います。
 これからどのような時代が訪れ、どのような歴史が描かれていくのかは分かりません。
 でも、それを築いていくのは、我々若い世代であり、正しい歴史を認識し、次の世代に責任を持って伝えていかなければいけない。そう感じたフォーラムとなりました。
| イベントのお知らせ&レポート | 21:17 | comments(1) | - | pookmark |
コメント
翔子さま
素晴らしい大会でしたね。良いレポート有難うございました。東京側委員会がコミットしてこれだけの陣容・内容の会ができたこと、励まされました。若い世代が語り合う場がたっぷり設けられたのは嬉しいことでした。おっしゃるように、学生、さらに日韓市民が交流し、それが支えとなって政府間協議もソフトで人間的な外交につながるのではないか、と私も考えます。BFPの韓国ツアー、良い時となりますように!
| 伊吹由歌子 | 2014/06/29 10:12 PM |
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