NPO法人ブリッジ・フォー・ピース(BFP)の公式blogです。
ここに記載される会員もしくは参加者の見方や考え方は、必ずしもBFPを代表するものではありません。
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元日本兵の方からの年賀状
BFPの活動を始めて嬉しいことは、何より多くの方々との出逢いです。

とりわけ、世代の異なる元日本兵の方々とお知り合いになれることは、本当に幸せなことだと思っています。年賀状のやりとりをさせていただく方も増えてきました。

その中のお一人、80代後半のNさんは、ご家族が心配されるのでなかなか外出がままならないそうです。結局、昨年は一度もお会いする機会に恵まれませんでした。連絡も途絶えがちだったので心配していましたが、今年も直筆の年賀状をいただき、安心すると同時に恐縮いたしました。

しかも、その内容が有難く、とっても嬉しかったので皆さんとも共有させてください。
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BFP活動の御様子感謝しております。
アジアに嫌日の原因を作ったのは私達世代です。
七十年を経て日本人は忘れていますが(多くは無知)
被害は語り継がれていることでしょう。
ですからBFPの活動はとても重要です。
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あたたかい気持ちを受け止めて、今年も頑張ろう!と改めて、襟を正す思いです。



| 元日本兵インタビュー&交流 | 20:05 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
初めて取材に行きました!(大学3年・前沢)
 はじめまして。大学三年の前沢と申します。9月12日に鎌倉にて、元日本兵のHさんの取材に同行させていただきましたので、報告させていただきます。

 今回初めて取材に同行し、貴重な経験をさせていただけたこと、嬉しく思います。Hさんは現在94歳で、近頃記憶も薄れつつあると話していらっしゃいましたが、それでも今もなお記憶にあるということは、青年期の多感な頃に戦争が与えた影響というのが強かったのだろうと感じました。
 
 実際にお話を聞くことで言葉の一つ一つに重みを感じ、改めて取材の意義、やりがいを感じ、これからも積極的に取材活動に携わっていければと思いました。 

*次回の取材チームの打ち合わせは、18日(日)10時半〜
 JICA地球ひろば・ミーティングルーム3です。
| 元日本兵インタビュー&交流 | 18:03 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
取材チームへのお誘い!〜次回の打ち合わせは17日です。
今年の夏をいつもと違った充実感で満たしたいアナタ!
           〜戦争体験者の話を、一緒に聴きに行きませんか?〜

NPO法人ブリッジ・フォー・ピース(BFP)・取材チームです。私どもは、フィリピンの戦争犠牲者と元日本兵の方々の体験を聞き取り、ビデオメッセージによって両者を結ぶ活動から始まった団体です。

2011年・夏。
25歳で終戦を迎えた方は91歳。
20歳だった方でも、86歳です。
元日本兵の方達の年齢を考えると、直接体験談を聞かせていただける時間は多く残されていません。私達は、戦争体験者の話を直接聴ける最後の世代です。

BFPは、元日本兵の貴重な証言を後世への貴重な財産であると捉え、全国各地を訪れてお話をVIDEOに収めさせていただいています。

若い世代にお話をされる時の元日本兵の表情は一様に明るく嬉しそうになられます。心に閉じ込めてきた過酷な経験を若い世代に話したことで、安心されるのかもしれません。

聴き取りはプロでなければできないものではありません。一定ルールさえ守っていただければ、若い人(学生)達にも取材の機会が与えられます。

歴史に興味のある方、映像作りに関心のある方、持続可能な社会作りに関わりたい方……歴史的な証言収集をBFPと共に担ってみませんか?


○募集人員:5名(年齢・経験は問いません)
○報  酬 :報酬はありませんが、取材時の交通費は支給します。
○事前研修:7月17日(日)午後4時〜5時半
○お願い  :ご自分が取材へ行けない方は、取材対象者の紹介をして
        頂けるだけでも結構です。ご連絡下さい。

まずは、お気軽にお問い合わせください。
皆さまのご応募をお待ちしております。

★BFPとは…
ブリッジ・フォー・ピース(BFP)は、フィリピンの戦争犠牲者と元日本兵の方々の体験を聞き取り、ビデオメッセージによって両者を結ぶ活動から始まった団体です。

戦争のない平和な社会を実現する為に、「過去」そして「現在」「未来」と向き合い、アジアを中心に懸け橋を築き、国境を越えて多様な世代とのつながりをもつ場づくりを今後も広げていきます。

異なる意見が出会い、参加する一人ひとりによって相乗効果がもたらされるワークショップを通して【過去の戦争を知り、未来のかたちを考えるきっかけをつくる】ことが、BFPのミッションと考えています。
| 元日本兵インタビュー&交流 | 20:22 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
想いを受け継ぐということ
 「戦争体験を、戦後世代がどう語り継いでいけるのか」
これは、ここ数年ずっと議論されている事だと思います。
私自身BFPの活動を通して、いつも念頭にあることでもありました。

しかしこの週末の取材で、自分が考えていた以上に重大な意味と役割があるということに気付かされました。

「映像に撮ってもらったという事は、少なくともあと5千人以上の人には思いを伝えられる。130歳まで生きるのと同じだ」と、取材後に元兵士の方が言ってくださったのです。

そんな風に捉えて頂けるなんて…と胸が熱くなりました。

そしてその方は、
「戦争体験を話すことが、生きている罪の償い」とぼそっとおっしゃいました。
ビデオカメラを仕舞い、取材を無事に終えたと思った後の一言でした。

想いを受け継ぐ方も、生半可な気持ちで、その想いを受けとめる訳にはいきません。
また、この言葉をかけて頂いたからこそ、私の中でさらに「受け継ぐこと」への意識が高まったように思います。

戦争体験者の皆さまに、本当に多くのことを教えて頂いています。

2月6日(日)、15時〜東京・広尾にあるJICA地球ひろば「508」にて、BFP取材チームの打ち合わせを予定しています。戦争体験を語り継ぎ、その想いを受け継いでいくことに関心のある方。ぜひご参加ください。お待ちしています。

| 元日本兵インタビュー&交流 | 21:59 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
取材チームの経過報告
取材チームの立ち上げの会の時からBFPにかかわり始めた大学生の柳川陽介です。


一回目の話し合いを経て、参加された方は自分に合った取材チームへのかかわり方を決め少しずつ動き始めました。2011年3月までに30人の元兵士の方に聞き取りを行うことを目標に現在活動しています。

9月は大学が休みということもあり、私は4人の元兵士の方の聞き取り取材にかかわらせていただきました。今まで大きな集会のようなところで一度も戦争体験を聞いたことのない私がいきなり元兵士の方のご自宅に伺い、少人数で聞き取りを行うということもあり、最初は正直戸惑っていました。4人目の方にお会いしてもかわりませんでした。

何回か私が質問する場面も設けていただいていますが、じぶんが尋ねる側ということを忘れて、戦争体験をしてくださっている方の物語の中に入り込んでしまうということが何度もありました。
聞く側に徹することなく、尋ねる側にまわらなければならないなと思っています。

今までBFPの活動が日本とフィリピンを中心にしていましたが、今回の取材チームの試み、目的には
「先の戦争を考えるとフィリピンだけではなく特に東アジアは避けては通れない」
ということで中国や朝鮮半島を視野にいれた動きも出てきています。

大学で朝鮮語を専攻しているので私は特に朝鮮半島のプロジェクトにかかわれたらと思っています。
北朝鮮に渡航しフィリピンのようにビデオ上映をするのは並大抵のことではありませんが、1948年まで朝鮮半島は南北に分断されていなかったのであえて「朝鮮半島」プロジェクトと呼びたいと個人的には思っています。

また会員の皆様方に取材チームの良い報告ができるよう精力的に活動していきます。

取材チーム 柳川陽介
| 元日本兵インタビュー&交流 | 12:37 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
93歳の方の夢

先日東京新聞に掲載された記事を見たということで、4年前に取材させて頂いた元兵士の方からお手紙を頂きました。随分とご無沙汰してしまっていたので、私も近況報告をさせて頂きたいと思い、取材チームのメンバーを誘っての再会が叶いました。

都内のとある展望台でお話をすることになりましたが、持参していたパソコンで、最新のビデオメッセージもご覧頂くことができました。


その後、じっくりと取材チームのFさんと2人でお話を伺いました。

「一番大きな被害を受けた、現地フィリピンの方のための慰霊碑を作りたい」

それを最後の仕事に…と、現在も奔走中とのこと。一度は戦争のことは忘れて生きようと決意されてた時期もあるようですが、戦後65年目の今年、そんな夢をもって生きておられる姿に心を打たれました。

| 元日本兵インタビュー&交流 | 21:05 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
取材チームが動き始めています!
取材チーム発足のお知らせをしてきましたが、実際の取材同行も続々と実現しています。

先日は、19歳の男子大学生Yくんが、生まれて初めての日本兵取材を体験!
ご挨拶の仕方、お土産の渡し方…そんな事も確認しながらゆっくりと進めています。

士官学校卒の方が懐かしそうに戦争体験を語ってくださる様子や、その方から発せられる言葉から、色々なことを感じ取ってくれたようです。取材チームのメーリングリストに、その熱い思いを投稿してくれました。

次回の<取材チーム・発足会>は、9月25日(土)午前中を予定しています。
少しでも関心のある方、どなたでも大歓迎です。

ご連絡お待ちしています! info*bridgeforpeace.jp   *を@に変えて送信してください。

| 元日本兵インタビュー&交流 | 20:54 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Y.Sさん(89歳・曖軍第六国境守備隊・伍長)
 「負ける時は玉砕や」

目の前に座るYさんの柔和な顔が厳しくなった瞬間でした。
戦時中、敵と対峙した時の気持ちをうかがった時の返答です。

「上官の命令は天皇の命令」
「戦争一辺倒」
「負けるという、その言葉がない」
「戦争以外のことを考えちゃいけない時代だった」

そう言って、戦時中の緊迫した戦争の様子やシベリア抑留時代の話をしてくださいました。

3時間近くお話を聞かせて頂いた最後、おいとましようとした時に、

「大正生まれには、全部青春というものがなかった。このことを忘れないでほしい」
そう付け加えてくださったYさんの気持ちを、自分の中でも大切に温め続けていきたいと思っています。
| 元日本兵インタビュー&交流 | 16:11 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
「もう話してもいいんだと思うけど…」
 「もう話してもいいんだと思うけど…」
そう前置きをして、現代に生きる私たちには想像を絶する戦場での体験を、一つひとつ吐き出すように語ってくださったT.Kさん。

4年前にも取材のお願いをしたのですが、その時は体調不良ということで断られていた方です。今回その時のことを改めて伺うと、体調が悪かったことに加え、電話口の私の声が「若い」という理由で、あまり話す気持ちにはなれなかったようでした。

今回は、blogで取材対象者の紹介を呼びかけていたところ、友人が同僚に聞いてくれました。その同僚の方の叔父さんが、偶然4年前に連絡を取らせて頂いていたT.Kさんだったのです。私の名前を聞くと「そういえば4年前にも…」と、覚えてくださっていたとのこと。そんな不思議なご縁があり、先週末お宅にお邪魔する事が出来ました。

お部屋にある仏壇は家族のためものではなく、「戦友のもの」とのこと。


「戦友が私を長生きさせてくれてるんです」

そして、亡くなった戦友の名前が一人ひとり手書きされた大きな白い紙を、仏壇の後ろから取り出して見せてくださいました。


一つひとつお聞きした貴重なエピソードは、現在公開させて頂いてもよいか確認中です。
また追って、ご報告させて頂きたいと思います。
| 元日本兵インタビュー&交流 | 21:10 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
戦記をお分けします
「悲惨な体験は忘れることができません」

そう新聞に投書しておられたKさん。
89歳の方が、あえてその気持ちを今綴り、紙面で訴えられるのはどのような心境なのだろう…
そんな気持ちが高まり、今年の初め、新聞社経由でKさんに連絡を取らせていただきました。

関西にお住まいの方ですのでなかなか機会を作れずにいたのですが、先週ようやくお会いすることができました。ホテルのロビーで待ち合わせたKさんは、もうすぐ90歳になる方には全く見えないほど若々しい方でした。

自費出版されたという冊子を事前に送って頂いていましたので、そのエピソードを掘り下げて伺うことから始めました。「ほとんど戦争体験を語った事がない」ということが信じられないほど、次から次に当時の情景を語ってくださいました。胸のうちに溜め込んでいた思いが溢れて仕方がないといった風で、そのKさんの様子に心打たれました。

Kさんの思いを受け止めてみたい。
そんな方がいらっしゃいましたら、4冊だけ分けて頂いた冊子をお譲りしたいと思います。タイトルは、『太平洋戦争に従軍して〜ネグロス島に散った戦友の事など』です。
 

「書きながら当時の情景が走馬灯のように駆け巡り私の胸を締め付けます」
冒頭の言葉です。

読後感をKさんに送って頂ける方に、お分けしたいと思います。
希望者は、info*bridgeforpeace.jp(*を@に変えて送信してください)までご連絡をお待ちしています。
| 元日本兵インタビュー&交流 | 19:33 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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